このキャンプに行った時の装備の話。
冬キャンプに向けて、兎にも角にも寒さ対策をどうするかというのが一番の問題で。
色々ググったり経験者のアドバイスをもらったりしながら、なるべく先人がやってきた事からは外れないようにしつつ、こういう事考えて装備揃えました。これが正解という訳では無いので、ご参考程度というか、おいらのやった事の記録程度に捉えてくだされ。
■検討ポイント(これで十分かは不明)
(a)服装
(b)寝床
(c)その他防寒や冬ならではの事象に向けての備え
■検討内容
(a)服装:基本的な構成は踏襲
(i)ベースレイヤー:うっかり汗かいてもすぐに肌から離す
(ii)ミドルレイヤー:暖かいフリース
(iii)アウターレイヤー:火の粉で穴が空かないよう綿多めで
(iv)アウターのさらに外:雨・雪や結露等対策(要は雨合羽的なもの)
(v)頭部:ニットキャップとか被っといた方がいいかも
(b)寝床:経験者のアドバイスを踏まえて
(i)シュラフ
商品がうたってる耐寒範囲の下限は+10℃みとけ。
(例:5℃ ~ 25℃と書いてあったら、実用的な下限は15℃くらい)
(ii)インナーシュラフ
シュラフだけで戦おうとすると、相当強力なのが必要(高い)。
インナーシュラフ(要は中に毛布を入れる)併用で攻める。
(iii)冷気対策
地面からの冷気やばい。グラウンドシートだけだときつい。
⇒コット(折り畳みベッド)で地面から離す作戦。
(iv)カイロ
末端、特に足に貼るカイロ貼って、中心部もカイロで温める。
(c)そのほか防寒や冬ならではの事象に向けての備え
(i)ガス
冬場はガスがつきにくいらしい。
冬用のガスボンベというのがあって、プロパンが混ざっていてちょっと値段が高い。
これを用意しといた方がいいかも。
(ii)手袋
意外と耐熱グローブが防寒の手袋にもなるんじゃね?
熱い物の熱を通さない=体温も逃がさない、みたいな。
(iii)乾燥対策
ただでさえ冬場は乾燥する上、焚き火をやると思った以上に肌が乾燥する。
化粧水とかニベアとかあった方がいいかも。
(iv)クーラーボックス
天然の冷蔵庫だからクーラーボックス要らんくね?
と思ったけど、氷点下になるような状況だと、逆に凍結対策(水とか)になる。
あと食材とかこまごましたのをまとめて放り込める。
⇒何だかんだでボックスはあった方がいい。
保冷剤の要不要は、移動中の環境次第かも。
■買った物(前から持ってた物も含む)
(a)服装
(i)ベースレイヤー:吸汗・速乾のインナー
アマゾンで適当に購入。これは前から持ってて、夏場もこれ着てた。
(ii)ミドルレイヤー:フリースジャケット
(iii)アウターレイヤー:ワークマン コットンキャンパー LL
綿100%なので火の粉が飛んでも強い。あと安い。
(iv)アウターのさらに外:シェルジャケット&パンツ 3L
上はLLのさらに外側からなので、着ぶくれを見込んで3Lにした。下はインナーとLのパンツの上からなのでLLで。動きやすさ重視してストレッチ素材。
(v)頭部:ニットキャップ
ニットキャップって持ってなかったので、この機会に購入。
(b)寝床
(i)シュラフ
(ii)インナーシュラフ
アドバイスくれた人が使ってたのをそのまま真似た。
(iii)冷気対策
コットは前に買ってたので、それを活用。
(iv)カイロ
ベンジンオイル入れて、触媒部分を火であぶってスタートするやつ。
(c)その他防寒や冬ならではの事象に向けての備え
(i)ガス
結局ガス使わず、全部焚き火だったけどな。
■そして使ってみて
・これだけ着込めば割と大丈夫
それでも風が吹くとさむっ!ってなったけどな。
・耐熱グローブは防寒の手袋になるか?
物による。軍手みたいなやつは風が通るのでやっぱり寒い。皮のやつだったらいいかも。
・冬用シュラフ、でかい。
うちは車だから何とでもなるけど、歩いて運搬するのは結構大変そう。( ̄+ ̄;
ただその分、開けると膨張してフコフコになって、割としっかり使えた。インナーシュラフとの併用でバッチリ。
・地面から離す作戦はバッチリ。
どうかすると結露でグラウンドシートが濡れたりするから、可能ならコットとかで離してしまった方が良さそう。
・ハクキンカイロすげえ。
そのへんの使い捨てカイロとは全然違うレベルで暖かくて、シュラフの中でも体の中心をこれで暖めてた。むしろ、想定以上に温かくなってたので、低温やけどを避けるためにアウターの外に置いてたくらい。オイルを満タンにしとけば24時間保つという持続時間もステキ。
・・・と、こんな感じで冬装備整えて、これだけやれば特に問題なく一晩過ごせた。
もう何回かやっていって、減らせる物がないか検討する予定。
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